座位での首の回旋は、胸と肩を正面に保ちながら頭をゆっくり横へ向ける動きです。顎を肩の真上まで運ぶことではなく、心地よく動かすことが目的です。安定してできる小さな動きから始めましょう。
初心者向けモビリティガイドで使える選択肢の一つです。胸が回り、頭がそれについていく座位での上背部回旋とは異なります。違いを意識すると、同じ動きを繰り返しやすくなります。
安定した座り方を作る
車輪のない丈夫な椅子を選びます。体を固めずに上体を起こし、足裏を床につけ、膝を楽に曲げます。肩の力を抜き、両手を太ももに置いて正面を見ます。足が浮く場合は高さの合う椅子に変えてください。
ゆっくり向いて中央へ戻る
頭を左へ、心地よい範囲までゆっくり向けます。胸は正面、肩は静かに保ちます。少し止まり、中央に戻ってから右側も行います。顎を引っ張ったり、手で回旋を増やしたりしないでください。
NHSの座位運動ガイドでは、5秒保つ動きを左右3回ずつ例示しています。必要なら少なくして構いません。必ず達成するテストではなく、無理な大きい動きより楽な小さい動きを優先します。
3つの代償動作を確認する
- 胸まで回る場合は範囲を小さくし、手を太ももに置いてやり直します。全身を強く固める必要はありません。
- 耳が肩へ傾いたり頭が後ろへ倒れたりしたら、自然な開始姿勢に戻ります。上を見るのではなく、穏やかに横へ向ける意識を持ちましょう。
- 息を止めたり肩を上げたりしたら、休んで力を抜きます。不快感が続く場合は練習を終えます。
次回と比べやすい練習にする
次も同じ椅子と開始姿勢を使います。肩を静かに保てたか、左右それぞれが心地よかったかを記録しましょう。角度の目標を追ったり、左右を無理にそろえたりしないでください。違いだけでけがは判断できません。
別の肩の動きには腕を胸の前へ横切らせるストレッチがあります。目的が異なり、首をさらに引っ張るための動作ではありません。Mobilityアプリはフィットネス製品で、スマートフォンによる推定は臨床測定や診断ではありません。
中止する目安
痛み、めまい、しびれ、力の入りにくさが出たら中止します。最近けがをした場合や適しているか不明な場合は個別の助言を求めましょう。NHSの首の痛みに関する案内は、症状が何週間も続く場合や、しびれなどを伴う場合に医療相談を勧めています。そうした症状を試したり治したりする目的で回旋を繰り返さないでください。
座った首の別方向では、頭を少し後ろへ動かす練習が左右に回す代わりに視線を水平に保ちます。
頭の別方向では、首をやさしく横に傾ける動きは肩越しに振り向く代わりに、胸を正面にして肩を静かに保ちます。
