2つの商品でたんぱく質の表示量が違うのは、基準となる1食分の量が違うからかもしれません。まず表示の基準量を確認し、同じ量で比較してから、自分が食べる分を計算しましょう。表面の大きな数字だけでは判断できません。

数字が示す量を確認する

たんぱく質の数値は1食分、100グラム、100ミリリットル、それとも容器全体の値でしょうか。何食分入っているかも確認します。米国のNutrition Facts表示では、1食分は一般的な摂取量を表し、個人への推奨量ではありません。FDAの解説

英国の表示は100グラムまたは100ミリリットル当たりの値を示し、1食分の値を併記する場合があります。国によって形式が違うため、実際の項目名を読みましょう。NHSの解説

架空の表示で比較する

商品Aは150グラムの1食分にたんぱく質12グラム、商品Bは100グラムに10グラムと表示されているとします。これは計算用の架空の数字で、特定の食品の値ではありません。

Aを100グラム当たりに直すと8グラムです。12を150で割り、100を掛けます。Bは既に同じ基準で10グラムです。1食分の表示ではAの数字が大きくても、食品の重量が同じならBのたんぱく質が多くなります。

150グラム食べる場合、Aはたんぱく質12グラム、Bは15グラムです。ただし、これだけでBが総合的に優れた選択とはいえません。

食べる量を計算する

100グラム当たりの表示なら、たんぱく質の値に食べる重量を掛けて100で割ります。架空の商品Aを200グラム食べると、たんぱく質は16グラムです。食品のグラム数とたんぱく質のグラム数を混同しないでください。

1食分当たりの表示なら、食べる食数を掛けます。半分なら表示量の半分、2食分入りの容器を全部食べるなら2倍です。表示には丸め処理があるため、結果は推定値です。FDAの量に関する説明

比較条件をそろえる

乾燥した状態、調理後、水切り後、販売時のどの状態を示す値か確認します。これらの重量はそのまま置き換えられません。包装された食品だけの値に、牛乳などの追加材料を勝手に含めないようにします。

原材料、アレルゲン、価格、味、ほかの栄養素も見ましょう。たんぱく質だけで食品や食事全体を評価できません。米国では、たんぱく質の1日当たりの基準値に対する割合が表示されない場合があります。割合がないことは、たんぱく質がないことを意味しません。FDAの表示解説

日々の記録に生かす

Fitonomyは食事計画と主要栄養素の記録機能を案内しています。入力する商品と量が、手元の表示と食べる量に合っているか確認しましょう。似た商品名でも数値が同じとは限りません。Fitonomyの栄養機能

食事の選択を無理のない週間運動計画と組み合わせましょう。表示を読むために新しいたんぱく質目標を決める必要はありません。食事療法や制限がある場合は、個別の専門的助言を優先してください。

買い物で確認する3つのこと

この数字はどの量を示すのか。同じ量ならどう違うのか。実際にどれだけ食べるのか。よく買う2つの食品で答えを記録すれば、1つの栄養素だけですべてを順位付けせず、役立つ比較を繰り返せます。

身近な食品を三つの要素で組み合わせ、実用的に置き換え、実際に食べた量を記録する方法です。 プロテインパウダーなしでたんぱく質を含む朝食を作る